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2013.12.01

開発プロセス

こんにちは、Kです。

しばらく投稿してませんでしたが、ちょっと面白い記事が目に止まったので書きたいと思います。

その記事は「ANA、国内線の旅客システムをオープン化、34年間のメインフレームの歴史に終止符」です。

この業界では「あるある」の基幹システムの再構築ですが、対象は航空会社の旅客システムだということで、流石にその規模は大きいです。
現行システムの維持強化にFortran要員を年間1000人月投資し、今回の再構築のピーク時はJava要員が800人に達し、さらに再構築中の8年間でも現行システムへの機能強化も含めて変更を止める事は当然許されず、サービスイン時の移行はたった4時間半しかないなど、規模の大きさや要求レベルの高さなど、かなりのものです。

この規模と比べたら、いつも構築したシステムをサービスインする時の緊張なんて・・・

まぁそれはさて置き、この記事で気になったものが、開発プロセスフレームワークの「RUP」です。
現行システムの機能強化を止められないという事での採用だと思われますが、ちょうどその手の話に興味があり最近本屋で、「リーン開発の現場 カンバンによる大規模プロジェクトの運営」というのを見つけて買って読んでいました。
「カンバン」なんて書いてあったので、ほとんど「ジャケ買い」ですw

プロジェクトに最適なプロセス管理の採用、リスクが低いと言われるアジャイルやスパイラル型などでも、ウォーターフォール型とは違った面でのリスク管理が必要です。

結局の所、道具や思想や理論だけを勉強しても成功は難しい・・・、やっぱり何よりも失敗経験や成功実績が大切だという事は、どんな仕事でも同じでしょうか。。。

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