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2014.10.16

2014年度 iJIT教育 業務編初級 第一回

10/11(土)、社内研修として、「iJIT教育初級 第一回:超初級編」を行いました。

対象者は、入社1~2年目、もしくはiJIT教育初級を受講していない入社4年目くらいまで。
知識ゼロの人でも、業務の流れ、およびトヨタ生産方式が理解できるようにするのが目標です。

今までの教育では、導入部の説明はさらっと流す程度で、今回の超初級編にあたるものを、まるっと一回分の時間で行うものは前例がありません。何を話そうか。困りました。
必死で構想を練る間、あるいは実際の資料を作成する間、色々な疑問問題が湧き上がりました。

  • iJITに関する知識がない人に理解してもらうためには、何を説明すればいいだろう?
  • 今後の研修に向けて、前提知識として知ってもらう必要のあるものとは何だろう?
  • 初めて聞くそれらを、簡単に理解するためにはどういう説明のしかたがいいだろう?
  • 後で復習してもらうためには、表示する画面用の資料とは別に、配布用の資料を作ったほうがいいだろうか?
  • 自分の理解しているつもりのこの単語は、果たして意味や目的が合っているだろうか?

疑問と共に当日の構想を練りながら、ひとつひとつ、自分なりに回答を付け足していきました。

英語で、単語の意味が分かればある程度意味が推察できるのと同じように、トヨタ生産方式も、用語が分かればある程度意味が推察できるようになるのではないか。
トヨタ生産方式向けに作っている以上、トヨタ生産方式の考え方を知れば、おのずとiJITのことも分かるのではないだろうか。
できる限り図や絵で説明し、どうしても文章になる部分は、ページのめくり方やフォントで強調すれば、ポイントが視覚的に分かりやすいのではないか。
逆に、画面用の資料をそのまま印刷すれば、配布用の資料になるようにしたほうが効率がいいのではないだろうか。それを意識した方が、画面もすっきりと見て分かりやすくまとまるのではないだろうか。
考えても分からない部分は、詳しい人に教えてもらうことで解決です。

そうして迎えた当日は、予想以上に時間が余るなどのハプニングも交えつつ、おおむね想定していた通りに事が運び、話す側としては非常にほっとしました。
また終了後、様々な方からお褒めの言葉をいただき、時間をかけて考えたことや、資料作成として手を動かした分の手間ひまは、ちゃんと自分に返ってくるのだと実感しています。
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しかし、ついうっかり駆け足かつ早口の説明になってしまったり、補足で説明しようとしていたことが抜けていたことに気づいたり、実習が中だるみする場面があったりするなど、後から思い返せばもっと良くできたのではないかという点がちょこちょこ浮かびます。
そういった反省点は、きちんとまとめて、次に同じようなことを行う誰かの助けになるようにすべきかなと、今、これを書きながら思いました。この「反省点を早くまとめるべき」ということに気づかなかった点を含めて、反省点でした。

以上、ジャパン・テック・システム、TGがお送りいたしました。

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