こんにちは、Ｋです。

少し前にアンドンのシステム案件を請け負いました。

「アンドン」というと工場やライン構成などに合わせて色んなものがありますが、今回の仕組みではちょっと新しい試みを行いました。

１．表示版に大型の液晶テレビを使用する。
２．作業者の呼出等は使用しているＰＣから無線で行う。（作業者の作業場所が固定ではない）
３．ＰＣを持ってない管理者はモバイル端末（Android）から無線で操作を行う。

液晶画面により、従来のような固定表示ではなく工程が変わった場合でも速やかに対応する事が可能です。
（実際には他にも機能があり、色んな機器が稼働してます）

警告音については従来と変わらずパトランプを利用していますが、画面には写真や動画といったものも取り入れる事ができますので、今までに無い用途にも展開可能です。
新しい試みには苦労が付きものですが、今回はAndroidを操作する作業者は軍手をしている為に一般的な「静電容量方式」では反応しないという問題が発生…
代替にペンでの操作も検討しましたが、やっぱり作業性が落ちるので、何とか手で操作がしたい・・・
半ば諦めていたのですが、今回の主力メンバーのＳ君が「抵抗膜方式」でピッタリのものを探してきて一件落着！
ユーザーの方にもウケが良くスムーズに立ち上げができました。

モバイル端末は注目ですね、他の案件でもモバイルを利用した現場系の話がありますし、機器の方も「Nexus 7」など価格の安いものが出てきてます、まだまだこれから面白くなりそうです。